とある仕事を一緒にしている方から影響されまくりまして
クラウド会計「freee」を使ってみることにしました。
確定申告期間中に盛んにCMでながれていた
「だって全自動だもん♪」の、あれです。
freeeの存在は以前から知っていたのですが
周囲(税理士仲間のみなさま)から
使いづらい、という話を聞いており
以前はさしたる興味もなかったのです。
しかし、私が信頼している方がfreeeに心酔(笑)していることと
freeeを会計ソフトとしてではなくて、請求管理もできる
業務統合システムと考えてみたら実は非常に使えるのではないか?と
ひらめいたことからまずはお試し、と、自分の事務所の経理に
導入してみました。
今は会計ソフトの部分から使い始めているところですが
これは便利!便利!超便利です!
毎月定例的に入ってくる売上先などは
最初にちゃんと登録すると自動で仕訳を切ってくれ
また、自動引き落としなどの経費も
最初にちゃんと登録すると自動で仕訳を切ってくれます。
freeeの銀行残高は最初にちゃんと登録した銀行と同期しているので
銀行残高と会計データの残高が合わずに頭を抱える、という
ストレスもありません。
おまけに、クレジットカードと同期させることもできるため
クレジットカードを切った経費もちゃんと登録しておけば
明細レベルで自動で仕訳を切ってくれます。
↑お気づきかもしれませんが、
実は「最初にちゃんと登録する」のが
freeeを便利に使うキモ、だと私は思っています。
最初にちゃんと登録しない=仕訳が自動で切れない、という状態で
freeeを使うぐらいであれば、市販されている普通の会計ソフトのほうが
よほど使いやすいです。
他、仕訳修正や税務ソフトとの連動については
反応速度を含めてまだまだプロユースのソフトのほうが使いやすいです。
この部分が、税理士仲間にいまいちfreeeが
浸透していない理由なのでしょうが
ただこれはお客さまには直接関係のない部分ですね(笑)
freeeが宣伝している「全自動」というのは誇大広告?と思うフシもあります。
(=自動化できない仕訳も、まだまだそれなりの量はある)
けれど、
上手に使えば間違いなく経理業務を合理化できる新しい発想のシステム
だと思いますので
今後、自分のお客さまでfreeeを導入される方がいらっしゃるときには
導入支援(=特に「ちゃんと登録」の部分の支援)を
私のほうでもしっかり頑張って、より良い「経理の仕組み」を
お客さまと一緒に作っていけたら、と思っているところです。
posted by kusakabe at 18:51|
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