2015年11月09日

年末調整とマイナンバー

そろそろお客さまに年末調整のご案内をする時期に
入ってきました。

今年は特に大きな改正は入っていないのですが
今回お配りする扶養控除等申告書にはとうとう

マイナンバー記載欄

が、入ってきました。

平成27年内の扶養控除等申告書回収分に関しては
【マイナンバーは記載してもらっても差し支えない】扱いなので
管理体制が整っていない場合は、まだ従業員の方に書いてもらわなくても
大丈夫です。

そもそも、従業員交付用の源泉徴収票にはマイナンバーを
印字しないことと規定されています。
また、年明け1月に作成する支払調書にはまだマイナンバーを書く必要は
ありません。再来年作成分からです。
ということで、今回の年末調整でマイナンバーが必要になることは
まだないはずです。

従業員の方のマイナンバーを使う場面として、直近で一番想定されるのが
入退社手続きですが、それも、来年(平成28年)1月以降の手続きに関して
なので、従業員の大量退職が予定されている、などのレアケースでない限りは
そんなに慌てる必要もないと思います。

・・・・・・

以上は、会社さまの取り扱いですが
従業員の方が扶養控除等申告書を書くときマイナンバーを書くべきか否か迷ったら
会社から
あなたとご家族のマイナンバーはこれこれこういう目的のために使います
という案内があったら、書く。案内がなければ、書かない。
という対応で良いかと思います。
(法律上、勤務先といえど利用目的の通知がなければ
マイナンバーは収集できないことになっています。)


当事務所のHPへはこちらからどうぞ→日下部税理士事務所






posted by kusakabe at 20:03| Comment(0) | 所得税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月30日

マイナンバーは顧客管理には使えない

日本シリーズはソフトバンクの圧勝で、なんだか盛り上がりに欠けましたね・・・。

さて、
法人さまには法人番号(法人版マイナンバー)が郵送で届きはじめました。
そろそろ個人宛にも、マイナンバー通知カードが届きはじめてもよいころです。

マイナンバーを「集める」立場にある法人さま、個人事業主さまに
ちょっと気をつけていただきたいのが
法人番号(法人版マイナンバー)の取得や転用は自由なのですが
個人のマイナンバーは、限られた目的(税と社会保障)にしか
使用することができない、ということです。

社員番号の代わりにマイナンバーを使って
従業員の管理をすることもできませんし、

顧客管理のために

☆病院で患者さまのカルテや診察券の番号にマイナンバーを使ったり
☆美容院で顧客管理のために受付カードにマイナンバーを書かせたり
☆不動産屋さんが借主の学生の契約書にマイナンバーを書かせたり

することも、一見便利そうなのですが全部禁止です。
(罰則規定がありますよ。要注意です)


・・・・・・・・・・・・・・・

逆に、自分が病院や美容院その他の税や社会保障と関係ないところで
住所・氏名のほかにマイナンバーを書かされそうになったら
おかしいぞ?と疑ってかかったほうが良いかもしれません。

制度が動き出してみないとどんなリスクがあるのか
なかなか浮かび上がってこないものかもしれませんが
既にマイナンバー詐欺も出ている模様。どうぞ皆さま、お気をつけ下さい。
お客さま方におかれましては
マイナンバーの提示を求められるもなんだか怪しいゾ・・・と
ご心配になられましたら
私も一緒に確認しますので、どうぞご遠慮なく、ご連絡くださいね。


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posted by kusakabe at 20:09| Comment(0) | 総務・人事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月20日

家賃設定額と未回収率

相続のカテゴリか所得税のカテゴリか
ちょっと迷ったのですが
今回は賃貸アパートの経営のお話です。

古いアパートをお持ちの場合
悩ましいのは家賃設定です。
新築の場合は高い賃料で貸せますが
古くなってくると、どうしても以前のような高い賃料では
借り手がつかないので

空室のまま高賃料で募集を続けるか
思い切ってグッと値段を下げるか

の選択を迫られるケースを良く見かけます。

空室のままでいるよりは・・・と
賃料を下げて募集した結果
満室になってほっとするのはつかの間。
賃料を下げた部屋に限って
家賃が期日通りに振り込まれないこと(=入金遅延)がとても多く
特にアパート建設時の借金が残っている場合などは
資金繰りに悩むことがとても多いです。

相続対策にアパート経営を、とお考えの時には
上記のような事例もあるということを
ちょっと頭の隅にでも置いていただいただけると
また別の角度から検討することができるかもしれません。


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posted by kusakabe at 18:18| Comment(0) | 相続税・贈与税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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